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ダイエットする際の運動として最もポピュラーと言えるのがウォーキングだと思うのですが、皆さんはどれくらい歩くことを目標にしていますか?
よく一日一万歩が推奨されるというような数字を目(耳)にしますが、果たしてこれが本当に効果的なのかを解説していきたいと思います。
一日一万歩は歩きすぎ
結論から言いますと、一日一万歩はほとんどの方にとって歩きすぎです。
8000歩を目標にという数字も見かけますが、それでも歩きすぎです。
まず一日一万歩のウォーキングにかかる時間ですが、どんなに早くとも1時間、歩くペースによっては2時間近くかかることもあるでしょう。
カロリー消費量にして約300kcalほどでしょうか。
現実的に考えた時に1日2時間もダイエットの運動のために費やせる余裕がある人はなかなかいないと思います。
これが理由の一つ目。
頑張って1時間で歩けたとして、かなり早足になりその分体に負担もかかります。
時間を作るとしても睡眠時間を削ったり、ゆっくりしたりリラックスしたりする時間を削ってしまってはストレスが溜まりますます疲労が増えてしまいます。
次に理由の二つ目。
これが私が歩きすぎと言える最も大きな理由です。
スポーツ選手でもない一般の方が一日に一万歩も歩くのには体力が追い付かないからです。
ここで言う体力とは、一万歩をこなすだけではなく次の日に疲労が残らず同じ運動をできるといった意味合いを含みます。
実はこれはすごく大切なことです。
運動をなんとかこなすだけなら可能かもしれませんが、翌日までに疲労が回復していないとどんどん疲労が溜まってしまいます。
疲労が溜まると、体は疲労を回復することにエネルギーを注ぐことを優先しますのでその他の体内作業(消化や吸収や排泄など)を後回しにしてしまうんです。
その結果何が起こるのかというと基礎代謝が下がってしまいます。
食欲が乱れたり便秘になったり寝つきや寝起きが悪くなったり、日常生活に影響が出始めます。
そうするとどんなに食事を制限しても、計算上は痩せていくはずなのに痩せない、基礎代謝の低下具合によっては逆に太ってしまうことも。
これは何も一日一万歩に限ったことではありません。
ハードに運動して厳しい食事制限をしていても、思ったように体重が減らないなんていう経験は皆さんにはありませんか?
この現象は基礎代謝の低下によるものなんです。
一日一万歩以上を実践しているという方、体重減のペースはどうでしょう?
体調や疲労はどうでしょう?
思うような結果が出ていますか?

一日一万歩以上の運動をしている方で、体調もいいし体重が減るペースも悪くないという方は体力がある方ですので、そのまま継続していきましょう。
思うような結果が出ていない、体調が芳しくないという方は歩きすぎで基礎代謝が下がっています。
基礎代謝を上げる方法については別記事にて解説しますのでお楽しみに。
一日30~40分のウォーキング
私が推奨している運動の目安は一日30~40分のウォーキングを週に5~6日です。
30~40分のウォーキングですと、だいたい3000歩~4000歩といったところなので一日一万歩の半分以下です。
消費カロリーは約100kcal前後でしょうか。
そんなに少なくて大丈夫?とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
大丈夫です。
消費カロリーは一万歩で300kcalに対して約3分の1程度の100kcalですが、なぜこれでも痩せられるかお分かりでしょうか?
勘のいい方ならお分かりでしょう。
その差200kcalは基礎代謝を上げる(下げない)ことによって補えます。
というよりも一万歩も歩くと疲労やストレスで300kcalも消費できないとも言えます。
運動量を増やせばいいというものでもない
今回お伝えしたかったのは運動量を増やせば増やすほど痩せるということではないということです。
食事(カロリー)についても同じことが言えます。
無理をすると必ずと言っていいほど基礎代謝が下がります。
基礎代謝が下がった状態で耐え切れずに暴飲暴食をすれば、どうなるかは想像に難くないですよね。
例えば本来の基礎代謝が1500kcalだったとして、食事や運動で無理をし続けた結果1000kcalまで下がっている時に暴飲暴食したとしたら、オーバーするカロリーがとんでもないことになります。
さらに基礎代謝の低下により体が飢餓モードになっていますから、入ってきた栄養をより体に溜め込もうとします。
こういう時は数値以上に脂肪になりやすいです。
運動を頑張って食事も制限しているのになかなか体重が減らないという方、間違いなく基礎代謝が下がっています。
それでも頑張り続けるのはリバウンドする努力をしているといっても過言ではありません。
まずは運動量を半分にしてみましょう。
体が軽くなるはずです。
ぜひお試しください。
皆さんのダイエットの参考になれば幸いです。
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