ダイエット開始直後の体重増減

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今回はダイエット開始直後の体重の増減についての記事です。

ダイエットをしたことがある方でこんな経験のあるかたはいませんか。

いかがでしょう？

このどちらかに当てはまる人がほとんどだと思います。

何が起こっているのか一つずつ解説していきますね。

ダイエット開始直後に体重が数kg落ちる

多くの方はダイエットを決意して一番最初に取り組むのは、おそらく食事制限だと思います。

制限に程度の差はあれ、それまでしていた食事に何かしらの制限や禁止をしてダイエットを開始する方がほとんどでしょう。

制限しすぎるのもその後のリバウンドを招いてしまいますが、食生活の見直しからダイエットを開始するのは素晴らしいスタートです。

どういう制限をするかですが、以下の記事を参考になさってください。

食生活を見直して改善すると、必ずと言っていいほど体重が１kg～数kgほど落ちます。

ここで喜ぶのは構わないのですが、このスタートでの体重減を基準にしないことが大切です。

当サイトでも何度か述べましたが、脂肪はゆっくり減っていくもので数日や一週間で１kg、ましてや数kgなんて落ちません。

それまでの慢性的な食べ過ぎによって体内に溜まっていた水分や老廃物が排出されたことによって体重が減っただけです。

いかに余分なものを摂って溜めていたかということの証拠ですね。

余分なものが体から出ていって体重が軽くなったのですから、喜ぶと同時に頑張ったご自分を素直に褒めてあげましょう。

しかしこの短期間で減った体重を基準にしてしまうのはちょっと危険です。

例えばダイエットを開始して二週間で１．５kg体重が減ったとしましょう。

これを基準としてしまうと、そこから一ヶ月で１kg減だと物足りなく感じてしまいますよね。

最初は二週間で１．５kg減ったんだから３kgぐらいは減っててほしかった、などど思ってしまいがちです。

これも何度も述べていることですが、リバウンドするリスクは体重減のペースに比例して増えます。

リバウンドを防ぐにはやはり一ヶ月で１kg減くらいのペースが最適です。

こう考えるようにしましょう。

ダイエットを開始してすぐに体重が落ちますが、それが本来の今のご自分の体重ということです。

乱れた食生活の影響でずっと余分なものを溜め込んだまま生活していたんです。

短期間で体重が落ちるのは喜ぶべきことではあるのですが、そこからが本当のダイエットのスタートと言えるでしょう。

ダイエットを開始してすぐに落ちた体重を基準とせずに、地道に１ヶ月で１kg減のペースで進めていきましょう。

逆にダイエットを開始したのにもかかわらず、体重が増えてしまうパターンもあります。

これも理由は簡単です。

それまでが食べなさすぎていたんです。

食べなさすぎという意識がなかったとしても、きちんとした食生活を送れていなかったということです。

例えばお菓子ばかり食べてお腹を満たしていた人が、きちんとした食事をすると体に栄養がいきわたって体重が増えます。

正確には増えたように見えます。

食べ物にもかなり水分が含まれていますので、乾いたスポンジに水をかけたのと同じような状態です。

せっかく決意してダイエットを開始したのに体重が増えると落ち込んでしまいますが、落ち込む必要は全くありません。

上記の例と同じで、その増えた体重が今のご自分の本来の体重なんです。

体にきちんと栄養が行き渡ったわけですから、体は喜んでいます。

よっぽど食べ過ぎたりしない限り体重は増え止まりますので、どうぞ安心してきちんとした食事を摂ってください。

増え止まったら、そこから１ヶ月１kg減のペースを目指せばいいだけです。

脂肪は短期間で増えも減りもしませんから、特にダイエット開始直後は体重の増減に惑わされないように気をつけましょう。

きちんとした食事を摂っていれば食欲も気持ちも安定します。

体重も安定しますので、そこから１ヶ月１kgのペースを目指してゆっくりゆっくり目標体重に近づいていきましょう。