チートデイの注意点

食事編

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今回はいわゆるチートデイを設ける際の注意点についての記事です。

ご存じない方のために説明しますと、チートデイとはダイエット中に好きなものを何でも自由に食べてもいい日を設ける一種のテクニックのようなものです。

ダイエット中は当然のことながら、摂取カロリー<消費カロリーという状態が続くわけですから、栄養(カロリー)不足からどうしても基礎代謝が下がってきてしまいます。

摂取カロリー<消費カロリーという状態が続くと体は生命の危機を感じるので、なるべくカロリーを消費しないようにするためです。

常に摂取カロリー<消費カロリーという状態だと基礎代謝も下がり続けることになってしまいます。

そこであえて爆発的に摂取カロリーを増やすことによって、基礎代謝の上昇と同時に、ストレス発散や不足している栄養の補給といった効果をもたらしてくれます。


たくさん食べるわけですからチートデイの当日や翌日は数kg体重が増えますが、基礎代謝が上がるので結果的には体重減の流れをスムーズにしてくれます。


さていいことずくめに思えるチートデイですが、取り入れる際には注意が必要なことが何点かあります。

チートデイを目的としない

まず最初にして最大の注意点ですが、チートデイそのものを目的としないという点です。

私もダイエットとリバウンドを繰り返していた頃は週に一日チートデイを取り入れていました。

やってみるとお分かりいただけると思いますが、週6日を質素な食事で過ごした後に何でも好きなものを好きなだけ食べられるのは本当に最高な気分になれます。

ジャンクフードやスイーツも食べていいわけですから、決して大げさではなく【生きててよかった】という気持ちにすらなれます。

しかし逆に言えばこの最高な気分が落とし穴になってしまうんです。


どういうことかといいますと、週に一日しか味わえないチートデイをさらに最高の日にしようと、その他の6日を過剰に質素にしてしまう恐れがあるということです。

ひどい時ですとチートデイ前日はほとんどまともな食事をせずに凌いで、当日とんでもない量(カロリー)を食べてしまったりもしていました。

皆さんの目的は痩せることですよね。

それなのにチートデイというテクニックが、いつしかチートデイそのものを楽しむことが目的になってしまう危険性をはらんでいます。

痩せるための手段の一つでしかないもの(チートデイ)が、痩せるという本来の目的をなおざりにしまっているということです。

ですからもしチートデイを取り入れるのであれば、チートデイのために必要以上に食事制限をしたり欠食をしたりしないような取り入れ方にしましょう。

そういった意味では私個人的にはチートデイはあまりおすすめしません。

チートデイ後の注意点

それでもチートデイを取り入れるのであれば、翌日以降の過ごし方に気をつけましょう。

やってしまいがちなのが増えた体重をなんとかしようと、翌日に絶食したり激しい運動をして帳消しにしようとすることです。

激しい運動をすればそれだけまたお腹が空きます。

チートデイによって胃が膨らんでますから、そこへ空腹感が襲ってくると意思だけでは耐えられなくなる危険性があります。

チートデイを取り入れて失敗するのはこのパターンです。

一日しか空いていないのにまた暴飲暴食をしたり、ともすれば二日連続でチートデイになってしまうなんてとこになりかねません。

週に一日だからこそ効果的なのであって、それ以上の頻度で暴飲暴食をしてしまえばあっという間に体重が増えます。



とはいえ好きなものを食べる日を設けるということには大いに賛成です。

おすすめするのは一日好きなものをたくさん食べるというやり方ではなく、週に何食か好きなものを食べるというアプローチの仕方です。

このことに関しては以下の記事を参考になさってください。

一週間に4~5食ほど好きなものを食べるだけで十分に基礎代謝は上がってくれます。

そした好きなものを食べる際に、必要以上に暴飲暴食しないためにも日々の食事をしっかり摂ることが大切になってきます。

特に炭水化物はしっかり摂るように心がけましょう。

チートデイという考え方よりは、リスクを分散するためにも週に何食か好きな食事を楽しむというアプローチの方がいいように私は思います。

皆さんのダイエットの参考になれば幸いです。

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