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今回はダイエットにおけるホメオスタシスについての記事です。
なんだか難しい響きですが、ホメオスタシスとは簡単に言うと現状維持をしようとする働きのことです。
我々人間は意識している部分(顕在意識下)でも、無意識(潜在意識)下でも変化をものすごく嫌うような機能が生まれつき備わっています。
例えば進学をしたり引っ越しをしたり転勤をしたりして、環境がガラッと変わるような状況って人生において何度かあるはずです。
人間の脳はこういった変化を非常に嫌うようにできているんです。
環境が変われば、きちんとやっていけるかとか新しい環境に上手く対応できるだろうかとか不安になったり心配したり、時にはストレスで頭が痛くなったり体調が悪くなったりもしますよね。
このホメオスタシスがダイエットに及ぼす影響はとてつもなく強力です。
ダイエットという変化を嫌うので、無意識の内になんとかして元(ダイエット前)に戻そう戻そうと体に働きかけてしまいます。
このホメオスタシスの働きがリバウンドする理由の一つなんです。
というより全てといっても過言ではありません。
某マンガのセリフではないですが、ホメオスタシスを制する者はダイエットを制すると私は思っています。
残念ながら
消費カロリー>摂取カロリー
という状態を作った時点でリバウンドは避けられません。
消費カロリーが上回った時点で必ず反動してしまうからです。
ですのでこのホメオスタシスという働きを上手く騙しながら、その日その時で手を打っていく必要があります。
どんな手を打つかはそれぞれの記事にて解説してありますので、ご参考になさってください。
さてこのダイエットにおけるホメオスタシスですが、ある2つの場面(ケース)でもっとも強く働いてしまいます。
ダイエット開始時と目標体重を達成した時
それはダイエットを開始してすぐと、目標体重まで減らした時です。
目標体重まで減らした時については別記事にて解説しますので、今回はダイエットを開始してすぐの場合を解説していきます。
皆さん、おそらくダイエット開始前はある程度は好きに食べて飲んで運動もサボりがち…のような生活を送っていたのではないでしょうか。
そういう生活から一転して、程度に差はあれ食生活を改善したり定期的な運動を開始するわけですから、体が無意識的にダイエットを嫌がることは想像に難くないと思います。
いくらご自分では一念発起して【絶対に痩せる!】と意気込んでいたとしても、無意識(潜在意識)下では【このままでいたい】という思いが強く働いているんです。
この潜在意識が我々の身体に及ぼす影響は計り知れないほど強いので、ダイエットを開始すると必ずといっていいほどその決意の足を引っ張るような出来事ばかり起こります。
例えばですが、頭痛がしたりお腹が痛くなったり、急激に面倒になったり、開始しようと思ったその日に食事や飲み会に誘われたり等々。
皆さんにも思い当たることがありませんか?
こういう出来事が起こると次々と自分を納得させる言い訳をひねり出して、【やっぱり明日からにしよう】という風になってしまうんです。
今日は誘われてしまったから仕方ない。
体調が良くないから明日からにしよう。
金曜日ではキリが悪いから月曜日からにしよう。
などなど、心当たりがあったり耳が痛い(この場合は目でしょうか)方も多いのではないでしょうか。
ダイエットには越えるべき山のようなものがいくつかありますが、その中でも一番大きな山がこのダイエット開始時におけるホメオスタシスだと私は思っています。
最初にして最大の山ですね。
ここさえ越えれば無理をしない限り、あとはスムーズにいきます。
どう対処したらいいかですが、残念ながら私が思うに特別な対処法はありません。
何しろ無意識ですから、まずは本当に痩せる!という強い意志の元、【えいやっ!】という感じで乗り越えるしかありません。
そこでダイエット開始時に上手く始められないような出来事が起こったらこう思うようにしましょう。
ホメオスタシスから【あんたは本当に痩せたいのか?】と挑戦状が届いてる

と。
大切なのはダイエットが上手く始めれないような状況に陥ってもご自分を責めないことです。
【あー。きたきた。これが例のホメオスタシスというやつね。】
というくらい、冷静に客観的に思うようにしてください。
3日坊主なんてうまい表現だなと思いますが、1~3日ほど乗り越えられれば最初の山は越えられたと思っていいのではないでしょうか。
長くても1週間といったとこです。
ダイエット開始時には必ずといっていいほど足を引っ張るような出来事が起こります。
どれだけその決意が本物か試されていると思って、とにかく最初だけは気合いで乗り越えましょう。
気合いが必要なことは確かですが、どうしても辛い時は失敗してもいいんです。
何度でも挑戦したらいいんですから。
大丈夫。これをお読みの皆さんは必ず痩せられます。
皆さんのダイエットの参考になれば幸いです。
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