管理型のダイエットはリバウンドする

実践編

本ページはプロモーションが含まれています。

今回は運動や食事を自分の決めたルールで縛ってダイエットをする、いわゆる管理型のダイエットについての記事です。

私も長年の間そうでしたが、自分に厳しい食事制限と運動習慣を課してひたすらそのルールに則ってダイエットをするという経験がある方も多いのではないでしょうか。


ちなみに私の場合だとこんな感じです。

  • 運動は日曜日以外の週6日、雨だろうと強風だろうと疲れていようと5kmのランニングを必ずする。
  • 食事は朝7時、10時、12時、15時、18時の5回に分けてそれぞれ300kcalほど摂取する。
  • 日曜日は好きなものを好きなだけ食べる。
  • 翌日の月曜日は断食する。
  • 何があっても日曜日以外にスイーツや揚げ物を食べない。


ざっとこんなところです。

とにかく何があってもどんなことが起こってもこれらのルールを順守し、必死でダイエットをしているつもりでした。

自分で書いてみて思ったのですが、書いただけでストレスが溜まりそうなルールですね。

今考えると一つ一つにこれといった根拠もなく、ただ【自分ルール】にがんじがらめになっていました。

ルールに違いはあれど、こんな感じでダイエットしてる方いませんか?

一見するとストイックな生活でいかにもダイエットをしてるといった感じですが、こんな生活をしていたらストレスでおかしくなりそうになりますし、まず間違いなくリバウンドします。


数ヶ月はこの状況に耐えられるかもしれません。

そこそこの成果はでるでしょうし、目標体重に近いところまで減らせるでしょう。

あるいは一時的には目標体重には到達するでしょう。

しかし遅かれ早かれ必ず壁にぶち当たります。

この【自分ルール】をどうしても破らざるを得ない状況が訪れます。

そのような状況になった時に、上手く対応できずになし崩し的な感じでこのルール全てが崩壊してしまいます。

たとえこの【自分ルール】で目標体重まで落とせたとしても、管理や制限を止めるとすぐに体重が増えてしまう。

そして一気にリバウンドしてしまい、また新たに根拠のない【自分ルール】を作ってダイエットするというループに陥る。

いわゆる管理型のダイエットの末路はこのようになります。

食生活も運動もファジーに

人間の脳というのは管理されたり制限されることを嫌がりますし、管理や制限をされるとものすごいストレスを感じるようにできています。

これはダイエットに限ったことではないですよね。

ストレスを感じると(基礎)代謝が下がるのでどんどん痩せにくくなってしまいます。


どうすればいいかというと簡単です。

管理を止めればいいんです。

そうは言ってもダイエット=管理・制限という思考のクセが出来上がってしまっているのでなかなか難しいですよね。


管理や制限を止めるコツをお教えしますね。


それは食事も運動もピンポイントで決めるのではなく、ある程度の幅を持たせて決めましょうということです。

  • 運動(分かりやすい例えとしてウォーキング)なら一日30分!と決めるのではなく、一日に20~40分とし、疲れている日は休むこと。
  • そして週に5~6日で150~200分ほど、疲労が溜まっている時は週3~4日で。
  • 一日にお米を500~700gくらいは食べる。
  • 週に4~5食はジャンクフードでもスイーツでも好きなものを食べる。


どうでしょう?

上記した私の例と比べてみるとずいぶん楽な感じがしますよね。

このようにファジーな感じで、その時々の自分の体調で決めてあげればストレスは激変します。

動きたくないな~という時は運動を休んでしまえばいいですし、あれ食べたいなと思えば食べてしまえばいいんです。


柔軟なダイエットをしていると【自分ルール】をひたすらこなしている時と比べ、自分の体の調子をきちんと把握できるようになります。

自分の体の調子を把握できていると、例えば運動を休みすぎると【運動したいな~】と自然な欲求が湧いてきますし、ジャンクフード等の脂っこくて濃い味付けの食事を続けていると、【もう食べたくないな】とか【あっさりしたものが食べたい】といった感じで、自然と体が軽くなるような選択肢を取れるようになります。

皆さんはご自分を管理・制限したダイエットをしていませんか?


まずは食事と運動に少し幅を持たせてあげましょう。

そして疲れた時は休む、食べたいときは食べることを許してあげてくださいね。



皆さんのダイエットの参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました