意図的に停滞期を作り出す

実践編

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今回の記事はダイエット中に訪れる停滞期を恐れたり避けようとするのではなく、上手に活用するテクニックについての解説となっています。

ジャンクフードやスイーツを敵にするのではなく、ダイエットの味方にしてしまおうという考え方に似ていますね。

どんなに努力しても体重が減っていかない(下手すると増えてしまう)停滞期は、できれば避けて通りたいですよね。

しかし停滞期はほぼ間違いなくダイエットに励む全ての人に訪れます。

なぜなら人間に生まれつき備わっているホメオスタシスと生命維持機能によるものであり、停滞期はごく自然のことだからです。

だからといって無理に避けようとしたり、抵抗したりしなくても大丈夫です。

停滞期が避けられないものであるならば、望み通り停滞させてあげましょう。

意図的に停滞期を作る

多くの方がどういうこと?と疑問に思われたことでしょう。

私もかつて停滞期というものを何度となく経験しました。

それまでは順調だった体重減のペースが、ある時を境にピタッと止まってしまうんです。

焦りからさらに厳しく食事制限をしたり、運動量を倍に増やしてみたりするのですが疲労が蓄積されるだけで結局食欲が乱れて暴飲暴食にはしり、リバウンドしてしまっていました。

どうにも解決策が見い出せず、ある時ふと思ったのです。


わたくし
わたくし

このまま停滞させておいたらどうなるんだろう?

と。

そこでダイエットのために頑張っていることを全て休んでみることに。

なにしろ何をやってもダメでしたので、半ば諦め気味というかヤケになっての選択でした。

とはいえ暴飲暴食したり一日中寝ていたりしたわけではなく、普通に過ごしました。

特別な運動は何もせず、食事も常識の範囲内で普通にすることに。

ご飯(お米)を気持ち多め、おかずは揚げ物以外のもの、お野菜少々といった感じで本当に普通に食べていました。

最初は運動しなきゃとか、こんなにお米を食べたら太ってしまうといった強迫観念のようなものがありましたが、ダイエット自体にも疲れていましたのですごく楽になったのを覚えています。

そんな普通の生活が二週間ほど続いたでしょうか。

運動したいな~という、義務感からではなく自然とそう思えてきた頃を見計らって思い切って体重計に乗ってみることに。

するとあれだけピクリとも動かなかった体重が0.5kg減っているではありませんか。

この時に悟ったのです。

停滞期も体に備わった機能だから抵抗なんてしなくていいんだなと。


その後もう一度停滞期がやってきましたが、今度は落ち着いて対処し、一週間ほどでまた体重減の流れに乗ることができました。

具体的な停滞のさせ方

肝心の停滞のさせ方ですが、私なりに実践した方法を記したいと思います。

平均的かつ一般的に、停滞期はダイエットを開始して2~3ヶ月後に訪れます。

体重が5%減ったくらいからがその目安でです。

ここに合わせてわざと体重減の流れを止める行動をすればいいのです。

消費カロリーと摂取カロリーが大体同じくらいになるように調整します。

と難しく書きましたが、やることはすごく簡単です。

頑張っていた運動を止めて、常識の範囲内で普通に食べて普通に過ごします。

疲労回復のためにお風呂上りや寝る前にマッサージとストレッチをするとより効果的です。

整体やマッサージをしてもらうという選択肢も大いに効果的です。

年齢や性別、そして活動量や筋肉量等にもよりますが1500~2000kcalほどを摂取しましょう。

そんなに食べてもいいの?とお思いの方、大丈夫ですよ。


体重減のペースが停滞するのは、体が不安になってそれ以上体重を減らすことを危険だと判断しているからです。

ですので一定期間運動を休み栄養をきちんと摂取することで基礎代謝が上がり、また安心して体重が減っていってくれます。

その期間ですが、2~3ヶ月に一度、1週間~2週間ほどあえて停滞させてみてください。

ポイントは停滞期が来る前に停滞期を起こしてしまうことです。

停滞期は必ずといっていいほどやってきますので、小休止も兼ねてわざと停滞期を作ってあげます。

順調だったところへ予期せぬ停滞期がやってくるよりも、意図して作っているわけですから精神的なダメージもかなり少ないです。

後に来るリバウンドのリスクを減らすためにも

あえて停滞させるのにはもう一つ目的があります。

それは目標体重まで減らした後に来るリバウンドのリスクを少しでも減らしてあげるためです。

リバウンドの危険性が最も高まるのは、ダイエット開始直後と目標体重まで減らした後なんです。

当然ですがダイエットの期間が長くなれば長くなるほど心にも体にも負担が増えていきます。

一ヶ月で5kgとか10kgとか、そんな無理なダイエットをしたらどうなるでしょう?

目標体重まで減らした後に安心感や達成感、そして無理なダイエットにたいするストレスが爆発して暴飲暴食してあっという間にリバウンドしてしまうのは目に見えていますよね。


これが例えば一ヶ月に1kg減のペースだったとしても、やはり目標体重まで減らした後のリバウンドのリスクはあります。

消費カロリー>摂取カロリーという状態はそれだけ負担がかかるということなんです。

目標体重まで減らした後のリバウンドを防ぐという意味でも、途中途中で停滞をさせることによって心と体のストレスを軽減してあげると効果的です。

とはいえ訪れてもいないのに停滞期を作り出すことには抵抗がある方も多いことででしょう。

ですので、順調だった体重減のペースが1週間~2週間続くようでしたら、そのまま停滞させてしまいましょう。

具体的には先述したように、運動を休んでしっかり食べればいいだけです。

ぜひお試しください。


皆さんのダイエットの参考になれば幸いです。

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