カロリー計算やめてみませんか

実践編

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今回はダイエットに励んでいる方で、おそらく多くの方がやっているであろうカロリー計算についての記事です。

成果が出ていますか?

カロリー計算をしている方にまずお聞きしたいのですが、順調に体重が減っていますか?

脂肪を1kg燃やすのに約7200kcalを消費する必要があると言われています。

例えば毎日カロリー計算をして、一日平均で消費カロリーの方が300kcal多い状態を一ヶ月続けたとします。

そうすると24日で1kg減、一ヶ月で1.25kg痩せる計算になります。

おそらくですがこうはならないと思います。

なぜなら、当ブログで再三述べているように基礎代謝は日々変動するからです。

消費カロリーは大雑把に分けて、基礎代謝と身体活動量と食事誘発性熱産生で構成されています。

食事誘発性熱産生とは、簡単に言うと食事の際に食べ物を消化する際にエネルギーを消費することを言います。

食事で内臓が働くからその分カロリーを消費してくれるということです。

それぞれ基礎代謝が約60%、身体活動量が30%、食事誘発性熱産生が10%とされています。

実に基礎代謝が実に60%を占めているわけです。

その他の身体活動量にしても食事誘発性熱産生にしても、一日単位どころかその時々で変動します。


よく考えてみましょう。

いくら摂取カロリーを正確に計算できたとしても、もう一方の消費カロリーを正確に計算できるのは不可能ということです。

消費カロリーと摂取カロリーの収支の差の正しい数値なんて分からないんです。

おおよその計算は役に立つかもしれませんが、食べた物をいちいちグラム数まで計算したところで正解なんて分からないんです。

体の反応で判断する

ではどうすればいいでしょうか。

日々食べた物と運動、そして体調などをつぶさに観察してその結果体重がどうなるかを確認していけばいいんです。

不確定な計算で良し悪しを決めるのではなく、自分の体の反応を見て判断するしかないんです。

すごく難しくて面倒だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

でも今までこの作業をせずにダイエットしてきたからリバウンドを繰り返してきたといっても過言ではないと思います。


例えば食後に胃が重いのか軽いのか、次に空腹になるまで何時間かかったのか。

その時は何を食べたのか。


どれくらいの運動をしたらどれくらい疲労が残ったのか。

どういう生活をしたらどれくらい体重が減ったのか。

まだまだありますが、こういったことの積み重ねがとても大切なことになります。

慣れたら自然とできるようになります。

そしてこの作業こそが失敗しないダイエットの極意です。

日々これの繰り返しです。


よくあるのが体の反応を無視して手段にこだわって失敗するパターンです。

例えば今パッと思いついたのが、以前少し流行った月曜断食と呼ばれるダイエット法です。

断食はやり方次第では有効な手段の一つですが、ダイエットのメインとする方法ではありません。

ましてや曜日にこだわる必要は全くないですし、体が栄養を欲している時に【何曜日だから】という謎のこだわりで何も食べなかったら体は飢餓モードになってリバウンドの階段を一段上ることになってしまいます。

少し話が逸れてしまいましたが、カロリー計算のみでその日が良かった・悪かったと判断するのは早計です。

消費カロリーの方が上回っているのに体重が減っていかないなんてことがしょっちゅうなはずです。

消費カロリーは変動するんです。

しかも皆さんが思っている以上に大幅に変動します。

先に結果を判断するのではなく、結果から判断しましょう。

結果から判断した上で次の行動を選択するようにしましょう。


皆さんも思い切ってカロリー計算をやめてみませんか?

ダイエットの真の成功が待っていますよ。


皆さんのダイエットの参考になれば幸いです。

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