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今回はダイエット中の体脂肪率についての記事です。
体重や体脂肪率はダイエットが順調に進んでいるかの指標ですが、その数値を正しく理解していないとせっかく順調に進んでいたダイエットが失敗してしまう可能性があります。
例を挙げて解説していきますね。
体脂肪は率より量
皆さんの体脂肪率はどれくらいですか?
せっかくダイエットしているんだから体重も体脂肪率も少なくしたいですよね。
実は体重も体脂肪も順調に減っているのに、体脂肪率が増えてしまうという現象が起こる場合があります。
例えば体重が50kgで体脂肪率が25%のAさんがダイエットを開始して一週間後に体重と体脂肪率を測ったとしましょう。
その一週間で砂糖や揚げ物やお菓子を控えて、炭水化物を中心として腹八分目の食事をして一日30分のウォーキングを6日間行いました。
一週間後の体重と体脂肪率は47kgで体脂肪率は26%になっていました。
一週間で体重は3kgも落ちましたが、体脂肪率はなんと1%上がるという結果に。
Aさんは【体重は減ったのに脂肪が増えたなんて最悪】と落ち込んで失敗の原因を探ったものの、自分としてはできることをやったので自己嫌悪から暴飲暴食に走りダイエットをやめてしまいました。
Aさんのように体重は減ったのに、体脂肪率は上がったから脂肪が増えてしまったなんて経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はこれは結構あるパターンでして、実は体脂肪の量は増えているように見えて減っているんです。
計算してみましょう。
まずはダイエット開始前が50kgで体脂肪率が25%ですから、50×0.25=12.5kgの脂肪量です。
そして一週間後が47kgで体脂肪率が26%なので、47×0.26=12.22kgの脂肪量ということになります。
なんと280gも脂肪が減っていたんです。

一週間で280gということは一ヶ月換算すると約1kgの脂肪が減るペースです。
これはリバウンドを防ぐには極めて順調なペースです。
では減った残りの2720gはなんだったかというと、そのほとんどが余分な水分や老廃物として排出されていたんです。
ダイエット開始前の食生活がひどければひどいほど、ダイエットを開始した直後に体重が数kg落ちるのはよくあることなんです。
この例から何をお伝えしたいかといいますと、やはり体脂肪率はあくまでも目安なのできちんと体脂肪の量の推移まで正確に把握した方がいいということなんです。
そして数値よりも大切にしてほしいのはその日その日の体調であったり、体重の割には体が軽いなとか重いなとかそういった【感覚】です。
確かに数値は分かりやすい指標ですが、数値のみを求めて判断しているとAさんのようにせっかくいいスタートを切れたダイエットが失敗になるなんてことにもなりかねません。
数値を追い求めるのはほどほどにして、大切なのはご自分の感覚です。
理想とする体重や体脂肪率にになっても体が重く感じられたり、体調が思わしくないのなら基礎代謝の低下を疑ってみましょう。
基礎代謝が上がっている時は体重の数値にかかわらず体が軽く感じられます。
ぜひ皆さんも体重や体脂肪率だけでなく、体脂肪量や体調の良し悪し、そして体が重いのか軽いか、もう一歩踏み込んでダイエットを進めてみてください。
食事、運動、睡眠、排泄そういった全ての活動が基礎代謝に影響してきます。
体が重いな~と感じるようなら、前日の生活を振り返ってみてください。
そのように日々体と向き合っていけば、体重が増えそうな時に事前に手を打ったりできるようになります。
ダイエットにおいては目に見えるもの、そして目に見えないもの両方を大切にしましょう。
皆さんのダイエットの参考になれば幸いです。
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