糖分(砂糖)の有効活用法

実践編

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今回は炭水化物の中でも、口に入れた瞬間に甘さが分かるお砂糖を多く含んだ炭水化物の有効活用の仕方について解説していきます。

未読の方はまず以下の記事をお読みになってみてください。


私が常々述べているのは、炭水化物(特にお米)をしっかり摂りましょうということです。

分類上や栄養成分表示上はお砂糖も炭水化物になってしまいますが、お砂糖はなるべく控えてお米やパンやパスタなど、咀嚼するにしたがって徐々に甘さを感じられる炭水化物を摂ると食欲も精神的にも安定します。

甘いものが食べたくなるのは【最初は甘く感じない炭水化物】が不足しているからなので、しっかり炭水化物を摂っていればその欲求は自然と消えます。


ですが、ダイエットにおいて普段は控えるべきお砂糖を有効活用できる局面がいくつかありますので紹介していこうと思います。


次の食事まで30分~1時間ほどある時の間食として

次の食事が摂れるまで1時間もないけど、お腹が空きすぎて集中できなかったり早く食事が摂りたくてイライラしてしまう。

誰しもこういった経験が一度くらいはあると思います。

食事と食事の間隔が空きすぎてしまったり、あるいは前の食事の量(カロリー)自体が足りていない時にこういう現象が起こります。

イライラしたり集中力が散漫になるほど空腹になるということは血糖値がかなり下がっているということです。

これの何がいけないかといいますと、次に食事を摂った時に急激に血糖値が上がってしまうということです。

お砂糖を多く含んだ食べ物を摂らないにしても、血糖値が下がり切っている状態から食べてしまうと結果的に血糖値の急上昇を招くことになります。

この血糖値の下がりすぎは脳が飢餓状態と判断しますので、またいつ来るか分からない飢餓に備えて、次に入ってきた食事の栄養を体に溜め込もうとしてしまいます。

これが脂肪がつくメカニズムです。

そしてたった一食ですが、厳密にいえばこれはリバウンドと同じことが起こっていると言えます。

お腹が空きすぎた状態で次の食事を摂るのは、食べ過ぎや早食いを招きますし、あまり良くないことであるのは想像に難くないはずです。


そこで普段は控えているお砂糖を有効活用しましょう。

例えば仕事が終わって帰宅して18時には食事が摂れそうなのに、17時頃にお腹が空いて仕方がない状態だったとします。

こういう時にはアメやキャラメルを一粒舐めたり、チョコレートを一かけらでいいので摂ってみましょう。

たったそれくらいで、と思われるかもしれませんがこれが案外効きます。

ほんの少しだけ血糖値を上げてくれるものの、18時からの本格的な食事の邪魔はしない程度に、そして食べ過ぎや早食いをしない程度に空腹でいられます。

ぜひ一度お試しください。

有酸素運動前前に

そしてもう一つお砂糖を有効活用できるケースをご紹介します。

それはアメやキャラメルを一粒摂取してからウォーキング等の有酸素運動を行うというテクニックです。

アメやキャラメルがない時は上白糖などのお砂糖そのものをほんのひと舐めしても構いません。

有酸素運動の前にお砂糖を少しだけ摂取しておくと、有酸素運動で脂肪を燃焼する際の火付け役のような働きをしてくれるんです。



燃焼促進剤とでもいえばイメージしやすいでしょうか。

有酸素運動では体内の糖と脂肪を両方使うのですが、最初はどうしても糖分の方を多く使って運動してしまいます。

糖:脂肪が8:2とか7:3とか、それくらいの割合です。

これがある一定の時間を経過すると、2:8や3:7に逆転します。

この辺については機会があればまた別記事にまとめますね。


有酸素運動の前にお砂糖をほんの少し摂取しておくと、この【一定の時間】に到達するのが短くなるので、より効果的かつ効率よく有酸素運動で脂肪を燃焼できます。

お砂糖を摂取しないと脂肪が燃えないかというとそんなことはありませんので、摂取しなくても何の問題もありません。

より効率よく脂肪を燃焼させるテクニックとしてご紹介しましたので、参考になさってください。


いかがだったでしょう。

普段は控えるべきお砂糖ですが、時と場合によっては有効活用できるケースもあります。

たまにはスイーツを食べて代謝を上げたり筋トレ前にブドウ糖を摂取するなど、まだありますが今回は上記二つの活用方法を紹介してみました。

皆さんのダイエットの参考になれば幸いです。

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