正しい体重と体脂肪率の活用方法

実践編

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ダイエットをしていると、どうしても体重や体脂肪率の増減に一喜一憂してしまうという方が多いと思います。

前日よりほんの少しの増減でも落ち込んでしまったり喜んだり、あるいは変化していないと努力が無駄になってしまったような錯覚に陥ってしまったりします。

そこで今回は体重や体脂肪率の正しいとらえ方について解説してきます。

計測するなら毎日同じ時間や条件で

もし体重や体脂肪率を測ってダイエットに活用しようと思うのなら、できれば、毎日同じ時間や条件で測ることをおすすめします。

例えば毎朝起きてトイレに行ってから測るとか、そういった具合です。

ある日は朝食後に測って、次の日はお風呂上りに測ってみたり、またある日は寝る前に測ったりすると正しいデータが得られない可能性があります。

なぜなら体重は文字通りその時の体の重さですから、その時の水分量や老廃物等の残り具合で簡単に変わってくるからです。

たった今体重計に乗って、水を500ml飲んでまたすぐに体重計に乗ったらその分体重は増えているわけです。

飲まずに500mlのペットボトルを持ったまま体重計に乗ったら少し体重が増えますよね。

日々違う条件で体重を計るのはそれと同じようなことをしているということになります。

食後に測れば摂取した分の食べ物や水分がそのまま増えますので、それで落ち込んだりする判断する必要は全くないですよということです。

ですので食後に体重を計るということはあまりおすすめしません。

食べる量によって体重が著しく変化するからです。

おすすめするのは先ほど例に挙げた、起床後にトイレに行った後のタイミングで計測することです。

この条件にしておけば、代謝が上がっているかも確認出来て便利です。

代謝が上がっているかの方法については以下の記事を参考にしてください。


体重や体脂肪率は週の平均値で判断する

毎日同じ条件で体重や体脂肪率を測ることをおすすめしましたが、毎日の増減に一喜一憂はする必要はありません。

何度も述べているように体重はその時の体の状況次第で簡単に変わってしまうからです。

でもただ一喜一憂するなと言われても、どうしても気にしてしまいますよね。

では一体どうすればいいか。

毎日計測した体重や体脂肪率のデータを一週間の平均で判断しましょう。

そして週ごとに比べていけばいいのです。

こうすれば日々の小さな増減に落ち込んだり喜んだりせずに済みます。


例えばある週の体重の平均値が52.0kgだったとして、その次の週の平均値が51.7kgだったとします。

私がおすすめしているダイエットのペースは一ヶ月に1kg減ですから、一ヶ月が4週とすると0.3kg×4で1.2kgとなっていい感じのペースだと判断することができます。

一週間での平均体重がマイナス0.3kgだと【全然減ってないじゃん】となってしまうかもしれませんが、実はとってもいいペースです。

逆にある週の体重の平均値が52.0kgで、その次の週の平均値が51.0kgだと一ヶ月に4kg減のペースですからちょっと減りすぎだと判断できます。

水分や老廃物が出ていった可能性もありますが、こういう減りすぎかなと感じた時は食事を減らしすぎていないか振り返って確認してみてください。


全く変化がない時や増えてしまった時でも、まずは慌てないで一週間の生活を振り返ってみましょう。

必ずどこかに原因がありますので。

たとえ変化がなかったり増えていても失敗ではないのです。

どういう体調だったのかどういう食生活や運動をしたのか、そしてどのような生活をすれば体重が増えるのかが分かったんですから、ご自分の体の貴重なデータを得られたことになります。

それを踏まえた上で次の週、そしてこれからの日々に生かせばいいだけの話です。

なにも焦る必要はありません。


やはり大切なのはご自身の体を観察して知っておくことです。

どんな体調だと体が軽いかだとか、どんな食べ物をどんな食べ方をすれば体重に変化があるのか等を知るように心がけましょう。

ダイエットってただ体重や体脂肪率を減らすだけではなくて、自分がどんな体なのかを知ることが非常に大切だと私は思います。

体重や体脂肪率を減らすことよりもそちらの方が主な目的なのではないかなと思うくらいです。

ですので、より詳しいデータを得るためにも体重計はデジタルのものがおすすめかなと思います。



ダイエットに励む皆さん、体重や体脂肪率は日々の数値で判断するのではなくて週単位でとらえるようにしてみてくださいね。

長いスパンで判断しましょう。

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