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これまで何回かに渡って、ダイエットをする上で基礎代謝をいかに下げないか(あるいは上げるか、安定させるか)が非常に重要だと解説してきました。
そこで今回は、基礎代謝が上がっているか(下がっているか)を簡単に確認する方法について解説していこうと思います。
参考までに基礎代謝を上げる・下げる行動についての記事を貼っておきますので、ぜひご覧ください。

体感レベルで分かること
まず具体的な数値ではなく体感として分かることをいくつか挙げてみます。
実はこの数値ではなく体感として代謝が上がっているのか、下がっているのか(下がりそうなのか)を見極めることは非常に重要です。
なぜなら代謝が上がって即座に体重が減るわけではないですし、反対もまたしかりだからです。
代謝が下がってるな~と感じ始めてから1日~数日の後に体重が微増します。
基礎代謝が下がる→体重増という流れになりますから、代謝が下がる予兆を感じ取ってその都度対処していけば、自然とまた体重減の流れに乗っていけます。
代謝が上がっている時に分かりやすく感じられるのは、まず寝起きにむくみ等がなく、体が軽く頭がすっきりしていることです。
これは寝ている間に体内での消化・吸収・排泄作業が滞りなく進んで、それらの作業に余分なエネルギーを使わずに疲労の回復がしっかりと行われたことによるものです。
逆のことを考えるとさらに分かりやすいかと思います。
例えば夜ご飯を食べすぎたり寝る直前に食事をした翌朝に、胃腸も重いしむくんでいるし、目が覚めてもなかなかすっきりしていないなんて経験はありませんか?
先ほども述べた通り食べた物の消化にエネルギーを取られてしまい、その日の疲労の回復に十分なエネルギーを割けられないことが原因です。
睡眠はしているものの、体が休めていない状態です。
またこれとは反対の行動をしているのに同じように疲労が回復できないパターンがあります。
食事制限をして、体にとって十分な栄養(カロリー)を取り込めていないと疲労が取れないまま朝を迎えてしまい、寝起きがすっきりしません。
実は栄養(カロリー)不足でもむくむんです。
栄養は多すぎても少なすぎても、結局は代謝が悪くなってしまうんです。
これはもう日々ご自分の体と対話して、体の様子を観察していくしかありません。
最初は試行錯誤するかもしれませんが、慣れてくると代謝の上下動の前兆は分かってきますし、その対処も自然とできるようになってきます。
この自分の体と対話して観察して、そこから食事や運動を選択するという工程を多くの人がしていません。
休みべき時に無理して運動してしまったり、食べるべき時に食べなかったり、体が栄養を欲していない時に食べてしまったりしていませんか。
よく考えたら体の様子を見ながら食事や運動を選択するのって当然のことですよね。
体重を落とすことが最終目的になっていたり、他人の体型や体重、または他人のダイエット等の影響を受けすぎてその当然のことができずにいる方ってかなり多いと思います。
まずは毎日の寝起きがすっきりしているかどうか、ご自分で振り返ってみてください。
すっきりしていないならば、その原因が必ずありますので前日のどういった行動が原因か思い返してみましょう。
食べ過ぎ食べなさすぎ、運動しすぎ運動不足、睡眠不足睡眠過多、そういったことをしてしまっていませんか?
体重計を活用する
次に代謝が上がって(下がって)いるかを具体的に確認できる方法についてです。
実は正解はもう出てしまっています。
先ほど【寝起きがすっきりしているかどうかで判断する】と述べましたので、それを確認するだけでいいのです。
その方法とは、寝る前に体重を計って、起きてまた体重を計ります。
たったこれだけです。
寝る前の体重より数十~数百グラム減っているなら、代謝は上がっているか少なくとも下がってはいないということです。
繰り返しになってしまいますが、睡眠中に消化・吸収・排泄作業が滞りなく行われたことが分かります。
反対にこれらの作業が滞ると寝起きに体重が微増していることがほとんどです。
または極端に食事制限をしていて運動もしているのに、寝起きに体重がほぼ変わらないといった場合は代謝が下がっていることが考えられます。
この方法で覚えておいてほしいのは、就寝前→寝起きの体重の増減で神経質になりすぎないということです。
あくまでも消化・吸収・排泄がスムーズに行われているかどうかを判断する指標でしかありませんので、一晩で脂肪が増えるとかではありません。
どの行動で代謝が上下したかを振り返るのは大切ですが、体重の増減に一喜一憂しないように気をつけてくださいねということです。
あまり深刻に神経質にならずに、楽しみながら観察してみてください。
すごくたくさん食べたのに寝起きに体重が減っていることもありますし、逆にあまり食べていないのに微増しているなんてことも珍しくありません。
これを繰り返していくと自分の体のことがだんだんと分かってくるようになりますよ。
今回の記事はいかがだったでしょうか。
皆さんのダイエットの参考になれば幸いです。
以下の画像からタニタさんの体組織計一覧が見られますので、まだ体重計をお持ちでない方、あるいは何十年も前の古い体重計しかないという方はこれを気にぜひ買い替えて新たな気持ちでダイエットに取り組んでみてください。
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